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執筆者の写真大分 学園

✍小6の模試が近づいてきました✍



今週末23日(土・祝)の13:00~15:45には小学生向けの【私立中模試】

10月2週目の週末9:00~14:50には中3生向けの【大分県合同模試】が開催されます。


私立中模試は、九州各県の小学生受験者内での偏差値で合格の可能性を測ります。

中3の合同模試は大分県の受験者内での偏差値及び志望校別順位を基に合格判定をします。


私立中模試が近いので、今日は【中学受験を考えている小学生】向けのお話を少し。


ちなみに大分学園ではここ3年【中学受験全員合格】を継続中です(`・ω・´)

顔文字があまり嬉しそうに見えないのも、大々的に謳わないのも、理由は「手間」の一言に尽きます。

多分、中学生を上野丘に合格できるように指導する方が楽だと思います。


とあるテレビ番組で取り上げられた「チャーハンを作りたくない店主がいるラーメン屋」にシンパシーを感じつつ、記録の継続は目指してしまいます(;・∀・)

地元の公立中学から上野丘や舞鶴を、そしてそこから国公立大を目指す方が「自分がやってきたこと」を思い浮かべながらの指導もできるので、アドバイスは送りやすいのです。


それでも中学受験をしたいと思う人たち、並びに保護者の皆さんへ。

大分の中学受験は大まかに「豊府中か、それ以外か」で出題形式が大きく異なります。

受験する小学生について、学校の学習内容でつまずくことが無いのは当然として、そこから先で身に着けるべきテクニックは異なってきます。


まず、豊府入試であれば【採点者に伝わりやすい言葉で、自分の考えを述べる国語力】は必須です。グラフを見て読み取れること、そこから考えられる問題点を分析・論述できる能力を鍛えることが大切になります。

国語が苦手なら厳しい戦いになるでしょうが、「読む」「書く」を楽しめる人でなければ、合格したとしても入学後に苦しむことになります。


私立中や附属中受験で必要になるのは【学校の授業+αの知識・テクニック】です。

塾で習うか、中学受験経験者から習うしか方法がないであろう、応用問題にどれだけ触れてきて、それをしっかり記憶しているかがカギを握ります。

中学受験の算数でしか聞かないいわゆる「つるかめ算」は中2の「連立方程式」で代用できるため、「チャーハンを作りたくないラーメン屋的塾講師」の私は、塾生のレベルによって連立方程式の方を教えます。

理解してくれたら、そのほうが次のステージでも役立ちますからね。


2校以上を併願する人は、その両面をバランスよく鍛えなくてはなりません。


訓令式のローマ字や、円周率3.14のように、小学校を卒業したら使わなくなるものは少なくありません。

それなのに、中学受験でしか使わないテクニックを鍛える意味とは何なのか、ジレンマを抱えて時々私は悩みます。

「そういえば中学・高校の数学の問題を、小学生の時に培った『原始的なやり方』で強引に解いたりしてたなぁ」と思い出したとき、〖大人になったら使わなくなるもの〗も決して無駄ばかりじゃないのだと気づかされもします。


知的好奇心が旺盛な生徒さんであれば「友達にはできないことが出来るようになる喜び」を得つつ、楽しんで学んでくれているのが分かるので、その気持ちが次のステージで生きてくるだろうと感じられます。こちらも授業をしていて「あれも教えておこう」と欲張ってしまいます。


一方で、「親のエゴでやらされている受験生」は可哀そうに思います。

私が依頼を引き受けないのはこのケースです。

時代が変わったとはいえ、受験して行く先ではその後6年間、座学で5教科の知識を増やすことがメインの生活が待ち受けています。

5教科の学習が好きでない子が、勉強が好きでたまらないクラスメイト達と張り合いながら切磋琢磨する姿は想像ができません。

友達関係がうまくいかないという人でなければ、地元の公立中の方が青春を楽しめるのではないでしょうか。


日々の成長を見ている生徒さんたちには、進んだ先で楽しく過ごしてほしいというのが、まもなく業界デビュー15周年を迎える私の、昔から変わらない価値観です。

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