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執筆者の写真大分 学園

大分県立高校 推薦入試の倍率が発表されました


大分県では土曜未明の地震に驚いた方ばかりだと思います。一部地域では水道管から水があふれたり、埋立地にひび割れが生じて液状化したりしているようですが、人命に係わる被害が無かったことは幸いです。


高校・大学を受験する皆さんにとっては、最後の追い込み時期で勉強に集中したいところだと思います。

願わくば平穏に、公平に試験が実施されてほしいところです。


さて、今年度の高校入試に関して、当塾では例年より推薦入試の受験者が多いので、2月1日に向けての調整をしているところです。


※なお、各高校の競争倍率は〖大分県教育委員会〗のホームページをご確認ください。


試験内容は面接・小論文によるところが大半なので、その対策も行っています。

大分学園には、勉強以外の活動にも力を入れている生徒が多いので、推薦入試対策は毎年実施しています。


例えば、

・【志望理由】

・【中学で頑張ってきたこと】

・【高校でやりたい事】

・【将来の目標】

・【自分の長所と短所】

・【取り組んでいる身近な環境対策】

・【最近気になったニュース】

・【SDGsについて】

などなど、推薦入試を受ける生徒の皆さんには、問われそうなテーマで200字~600字の小論文を書いてもらっています。


〖原稿用紙に書いた小論文〗=〖面接の台本〗として使えるので、面接の為にもなって一石二鳥なんです。


ここからは私個人の見解ですが、【SDGs】の中には「17個の目標」があるため、広げようと思えばいくらでも広げられる上、いかにも教育者が好みそうなテーマだと感じます。

一般入試の英語や国語の論説文、社会の公民分野の中にも登場しうるテーマであり、大学受験にも出題されるでしょう。

これから数年はこのお題で練習をしておいた方がよさそうです。


また、一言二言でメッセージを伝え合うSNSが主な連絡ツールとなって以来、年を追うごとに子どもたちの作文能力は低下しているように感じられます。

どんな作業にでも言える事ですが、やらないことは上達しません。どんなに時代が進んでも、自らの考えを述べるとき、ある程度は文章に起こせないとコミュニケーションが成り立たなくなります。


「ニュースを見る→文章を書く→自分で読んでみる→新聞や雑誌の記者など、プロの文章と比べてみる→修正する」

これが私なりの文章力アップ法でした。教材費は0円です。手軽にやれる自主トレだと思います。

他人の書いた文章から助詞の使い方や細かなニュアンスの伝え方を学び、それを真似ているうちに自分のスタイルが確立していきます。


受験生たちの努力が目先の小論文試験対策にとどまらず、先々に繋がってくれることを願っています。


面接においては「○○したいと思います」は禁句です。

使っても何故か許されているのはここ数年の日本の総理だけです(苦笑)。

あれは本当に悪いお手本ですね。

台本を書いている官僚さんたちも、就職試験で「将来は総理のコメントを用意する人になりたい思いま~す」とは言わなかったはずの賢い大人だと思うのですが、そこだけは不思議です。

受験生の皆さんは高校進学後の目標を尋ねられた時、「○○します」「○○していく所存です」と言い切ってください。

不思議なもので、「したいと思います」と言うより「本当にやらなきゃ!」という責任感も生まれてくるものです。

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