当塾の受験生たち、今年はスポーツ推薦を狙う人も多いため、合同模試の受験者数は例年と比べてかなり少なめなのですが、90%の生徒が前回の点数より伸びていました。
志望校は人によって異なるので、何点取ればよいかということも、それに応じて
変わってきます。
1・2年生たちにも「将来の目標」を尋ね、その目標にたどり着く為の逆算をして、今の自分に必要な学力が、それぞれの中学で何番以内なのか、それが現実的な目標かどうか、など、時間のある時にお話ししています。
大分学園は、個性を見ずにやみくもに「この点数ならこあの高校に行け」というような乱暴な進路指導はいたしません。
いわゆる「偏差値の高い高校」に行くことがゴールではありませんし、それを押し付けるような指導は致しません。
ただし、医師・薬剤師・研究職など、ただ大学に行くだけでは就くことのできない職業を本気で目標としている生徒さんには、相応の目標をクリアするために、高いレベルの要求(金額のことではございません(笑))をしていくことになります。
国立大の医学部に合格するためには、大目に見て上野丘でも上位100人の中に入る事が必要です。
そのためには各中学校で常に1番を争うくらいの学力が必要ですから、その意識を植え付ける必要があります。
一方で、美容師さんも、パーマをあてるときに円周率を使って細かく計算する必要があるそうですし、パティシエさんもケーキの直径から必要量を算出して「ケーキの周りのセロハン」を発注しているそうなので「数学なんていつ使うん?」と言わず、出来るだけ学校の勉強を出来るようにしておきたいところですね。
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