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📄今週末は【第2回 大分県合同模試】

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(写真は中3【理科・社会チャレンジ講座】の様子)

数日前には鹿児島で「観測史上最も遅い猛暑日」を記録したようで、大分でもまだ日中の最高気温が30度を超える日が続いています。


今週末19日(土)は中3生向けに【第2回 大分県合同模試】が実施されます。

毎度のことなのですが、多くの中学生たちから「時間が足りなかった」という声が漏れ聞こえてきます。特に国語・英語で多くの人が「時間切れ」になってしまうようです。


50分という時間でペース配分をうまく行えて、安定して高得点を獲れるのは全体の上位10%もいないと思います。

平均点くらいの人の中には「自分の能力を出し切って150点」の人もいれば、

「知識量は200点超えの人と同等なのに、時間が無くて大問1つ丸々手付かず」

の人もいます。

前者は日頃の勉強でもっと努力と工夫が必要です。勉強時間を延ばすか、実戦形式の問題(過去問など)に多く触れた方が良いでしょう。


後者ならテスト中の時間の使い方を工夫するだけで飛躍的に得点アップが期待できます。

今日は特にそんな【時間が足りない人】へのアドバイスをしておきます。


【時間が足りない】という人の殆どは《几帳面な性格》なのでしょう。

1問1問を正確に読み取って、丁寧に回答しようとした結果、時間切れとなる傾向があります。前から順に解いていき、答えが出そうで出ない問題でフリーズしている時間が長いのが、そんな人の弱点です。


「几帳面」なのと「要領が悪い」のは、紙一重だと思います。

分からない問題を早めに諦めて、すぐに答えが出せそうな問題を出来るだけ多く、正確に解く方が、結果的に得点が上がります。


高校入試ではどの教科も満点を取る人はほとんどいません。

300点満点になってから10年以上経過しましたが、毎年7000人ほどが受験して、教科によっては「満点が0人」になることがありますし、5教科の最高点は280点くらいです。


最初から満点を狙わないで、進めていくうちに「あれ、今日は全部解ける」と感じた結果が満点だったというのが理想だと思います。

6年以上通塾を続けてくれている、中3の野球少年にも「まずはヒット、それがドンピシャでかみ合ったときにホームランになればいい、くらいの感覚でいこう」と言ってきました。

彼は定期テストでも何度も満点を取っていますし、学年トップ10の常連ですが、そういう人は【出来ることから素早く片付けて、後で難問とじっくり対峙する】というリズムが出来ているように感じます。


《大雑把な性格》なのに時間が足りないという人は、「1教科50分」を、設問ごとに振り分ける「ペース配分」について考えていないのではないかと思います。

「大問1は8分、2~5は10分ずつで、最後の2分で見直し」というようなペース配分を意識している人は、解けない難問があっても結果的に安定して高得点をキープできるはずです。


私たちは生徒さんそれぞれの性格や、日頃の勉強量、長所・短所や癖についてはある程度把握していますし、テストでどれくらいの点数を取ってくるか、ということも大方の予想はできます。

そのうえで、どうすれば改善するのか、更なる高みを目指せるのか、都度伝えています。


 
 
 

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