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執筆者の写真大分 学園

中3実力テスト【点取りのコツ】

中学生・高校生の皆さんは、新学期が始まって早々に『課題診断テスト』を受けました。

基本的には「課題」診断ですので、おりこうに春休み課題を終わらせ、その範囲でしっかりやり直しまで行えば満点近い点数が期待できます。

一部の中学では2年生の課題診断で、宿題に出されていなかった応用問題が出題されたようですが、そこできっちり得点できる人が【高校入試で有利な人】と言えます。


中3の皆さんは公立高校入試に近い形式の『実力テスト』という形で、応用問題ばかりの300点満点のテストを受けました。

大分学園の生徒の多くは大東中・滝尾中所属で、どちらの中学でも2年生のうちに1~2回、この形式のテストが実施される予定でしたが、学級閉鎖が相次いだため、結局実施できずに新年度を迎えました。


これまでお利口に学校の課題をこなし、テスト期間はテスト範囲の学習を怠らなかった真面目な生徒たちが一様に面食らうのがこの『実力テスト』です。


生徒たちの代表的な言い分は「こんなの習ってない」「やったことがない」あたりでしょう

習ったことを応用すれば解けるので、「習ってない」わけではないのですが…(;´・ω・)


例えるならば、日々の授業や課題は「道具を手に入れる過程」で、実力テストは「どの道具をどのように使えば組み立てられるか」自分で考えながらモノづくりをする作業のようなものです。

コツコツと道具を集めていても、それを使ってみたことが無い人が、いきなりモノづくりをするのは難しいでしょう。


受験生のみならず、学生の皆さんにオススメしたいのは、「いつ使うん?」ということを考えてみる事です。

かつて「サイン・コサインいつ使うん?」という、誰もが一度は感じた疑問を陣内智則がネタにしていましたが、「いつ使うんだよ?」という疑問だけで終わらせず、使えそうな場面を想像してみる事が大事だと思います。


私も高校理科や数学における「目に見えない世界」「現実世界には存在しない値」について考えるのは大の苦手です。

ですから、機械をバージョンアップしたり、発明したりする人たちの思考への憧れは強いです。


しかし、中学までで学習することはほとんど現実世界に存在する物事についての学習です。

日常生活の中で使えるものだと分かれば興味や親近感が湧き、少しは「考えてやろうか」という前向きな気持ちになれると思います。


学生の皆さんは、日々の課題をただの作業としてこなすだけでなく、必要な時にすぐに思い出して活用できるよう「ときどき引っ張り出して使ってみる事」を心がけてください。

そうすれば、それが「忘れない事」にもつながっていくでしょう。

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