おかげさまでこの一か月はいろいろと【アツい夏】でした。
夏休み中にブログが更新されないのはひとえに私の実力不足ですが、夏期講習においては頑張っている生徒さんに応えるべく、例年以上に濃密な時間を過ごせたと思います。
写真は小学生の【夏友講座】の様子。
1時間目に夏の友を進め、2時間目に読書感想文を書きました。
正直な感想として、文章力のある小学生は年々少なくなっているような気がします。
それはおそらく大人の世界でもLINEのようなSNSによる〖短文文化〗が浸透してきているからでしょう。
「未来の世界では新聞すら箇条書きになるんだろうか…」などと一人不安を覚えつつ、彼らの文章を添削していたのですが、中にはスマートな感想文を綴っていた人もいました。
男女関係なく「読みやすい字」を意識して書いてくれる人は、概ねその文章の内容も読みやすく仕上がる傾向がありますね。
私は特に理系の生徒さんに「せっかくよい発明をしても、それを伝えるプレゼンテーション能力がなくては勿体ないから、国語力を身につけよう」とよく口にします。
たくさん読めば、それを真似て書くことにもつながり、たくさん書けば読み手の心情を考えながら文章を綴ることも身につくと思います。
私自身、読書家と呼ぶには程遠い経験値で、学生時代から愛読書は[サンケイスポーツ][日刊スポーツ]ですので偉そうなことは言えないのですが、中学・高校時代はラジオ番組や雑誌にネタハガキを投稿するなかで〖書く力〗を鍛えたという自負はあります。
ただし、このやり方は所々でボケたりオチをつけようとする悪癖が身に付く危険も伴うので、作文コンクールや詩・短歌・俳句の公募に作品を応募して力をつけるほうが良いでしょう。
なお、公園通り校の夏友講座は例年以上の盛り上がりで、2部屋をフルで使うことになりました。
3割は普段からの通塾生で、他の皆さんは2年連続参加の生徒さんを含め、この講座のみの参加者となっています。
大分学園に対して「学習塾」=「中学受験させるもの」という先入観は要りません。
この講座も、小学生のうちに「宿題は提出期限に関係なく、可能な限り早く終わらせるもの」という感覚を定着させることが一つの目的です。
そうすればきっと、大人になっても私と違って(;´・ω・)仕事の早い人になれるでしょう(苦笑)
さて、〖短文文化〗を批判しつつ、自分自身は真逆で文章を簡素化できずについつい長文を書き綴るクセがあるので、今日はここまで。
中学生の夏期講習の感想はまた後日お話しいたします。
それでは皆さん、長い2学期を頑張って乗り切っていきましょう!
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