相変わらず昼は暑いですが、朝晩はエアコンなしでぐっすり眠れる良い季節になりました。
大分学園ではおとといから、下郡校と公園通り校で中3向けの〖チャレンジ講座〗が始まりました。
かつては10時スタートで23時55分までかかった人、13時スタートで深夜2時過ぎまでかかった人もいた中、今年は参加者の皆さんともに順調なスタートを切れました。
こんな感じのプリントを6枚解くだけですが、最後には理科・社会2000問の「自作の問題集」が完成することになります。
3年分を3か月で振り返り、知識の穴を埋めていき、冬休みに応用問題慣れすることで、受験に向けて万全の態勢が整います。
さて、公園通り校では10日(日曜)の10:00~11:50で
小6希望者対象の〖中高一貫校対策模試〗が行われます。
大分学園に通塾していて中学受験をする生徒さんは全員「自分の意志で」受験すると決めています。
「○○中学 □名合格‼」などと謳って、さも受験することが偉いことであるかのように誘導し、その気が無い生徒まで無理やりに受験させる学習塾がありますが、受験することも、志望校に合格することも、あくまでも通過点でしかありません。
私立中のペースについていけなくなり、不登校になった学生もいます。
その一方で、小6時点で同じくらいの実力を持っていた他の生徒が地元の市立中でトップを争い、上野丘や舞鶴に合格して、国立難関大に合格することもあります。
行った先である程度通用する実力が無ければ、中学受験で合格しても、その先はいばらの道です。
目的があって、自ら行きたいと思っている生徒さんだけが、行った先で成功すると私は思います。
自分で選んだ道ならば、少々辛いことがあっても乗り越えようと我慢も努力も出来ますが、他の誰かに言われて選んだ道ならば、同じ場面に遭遇した時に言い訳をしたくなるものです。
人生のゴールは、生きている間にはやってきません。
大分学園で中学受験を希望する生徒さんには、受験後に【燃え尽き症候群】にならないように、目先だけでなく、もっと将来的な目標を聞かせてもらいます。
例えば「新しい薬を開発したい」という将来の目標がある人は、「大学の薬学部」に進学する必要があるでしょう。
それから各高校の進学実績を参考に「○○高校で□番以内」という目標ができます。
その高校でその順位を取りたければ、中学でどの程度できていないといけないか、更に具体的で身近な目標設定ができます。
中学で上位を争いたければ、小学生の時点で幅広い知識を持っていなくてはなりません。
「中学受験を考えている」という人や、その保護者の方々には「学習は、生まれたときから始まっている」という意識で、身の回りの事象について小さな疑問も受け流さずに知識に変えていくことをお勧めします。
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