10月中旬に実施された大分県合同模試の国語の問題について、1問出題ミスがあったそうなので、報告しておきます。
当塾生の中には1名だけ「何で正解がこれなんですか?」と質問してくれた生徒がいました。
ちゃんと自己採点をしたところ、疑問をそのままにしなかったところが素晴らしいと思います。
年輩の方々のほうが「偉い人が言っているから」「テレビや新聞がそう報道しているから」と言って、その情報を鵜呑みにしがちです。
「いつでも自分が正しい、いつも世間が間違っているんだ!」という価値観は危険ですが、違和感があったら彼のように誰かに相談し、納得いく回答を得られるように動くことは大切だと、私も改めて実感しました。
ちなみに配点【1点】ですが、入試本番ではどの高校でも偏差値の近いライバルたちが集うことになります。その1点の違いでどう転ぶか分からないので、スポーツ同様に【1点の重み】を意識するように、常々生徒たちとお話をしています。
私はこの大分学園に15年勤め、年に3回の合同模試はその当時から見てきましたが、このようなケースは初めてだったので、むしろこれまでノーミスだった業者さんに対して、逆に凄みを感じています。
学校での学力診断テストも終わり、残す全県規模の模試は冬休みの終わりの【第3回大分県合同模試】のみとなりましたが、大分学園ではその翌週から8週連続で〖入試直前週末講座〗で毎週土曜に模試→日曜に解説・面談という講座を用意しています。
ここで得点が倍増する人や、10月時点での合格圏外から上位合格を勝ち取った人など、毎年複数の追い込み職人たちがノンフィクションドラマを演じてくれます。
大分学園の受験生たちの行き先は、例年バラエティに富んでいますが、今年も更に新たなバリエーションが加わりそうで、これからの4ヶ月にワクワクしています。
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